【キクラゲ事業】
栃木県真岡市はイチゴの産地であり、たくさんのイチゴ農家があります。
しかし、後継者問題などから廃業する農家が多くなってきており、ビニールハウスなどの設備の
撤去に困っている方も少なくありません。
そこで、現在使われていないイチゴ農家のビニールハウスを利用して、市場に3%程度しか流通していない
「生キクラゲ」を栽培し、販売活動を行う分野に挑戦していきます。
【キクラゲとは?】
キクラゲは、中華料理などでよく見る、あの黒いキノコです。
そしてキクラゲは栄養豊富な食材なんです!
カルシウム 牛乳の約3倍
水溶性食物繊維 食物中第2位の含有量
ビタミンD 食物中第1位の含有量
鉄分 レバーの約3倍
→食物繊維が豊富で、美容や健康に良く、低カロリーなキクラゲ
そして、キクラゲ類はこれまでほとんど国内での栽培実績はなく、
国内消費のほぼ98%は輸入に頼っていました。
3年ほど前から国内でのキクラゲ栽培が始まったばかりなので、まさにこれからの事業となります。
また、国内で生産することにより、乾燥ではなく「生」の状態でも流通することが可能になっています。
【キクラゲ事業をはじめるのきっかけ・動機】
不動産取引業をやっている中で、農家さんとお話をする機会が多くありました。
そこで、後継者問題やハウスの処分に関する相談を受けることがあり、何かいい方法はないかと考えました。
そんな時、キクラゲ栽培の話を聞き、調べていくうちに将来への可能性を感じ、本格的に始動しました。
キノコ栽培の中では、手間が掛からずランニングコストも安い。
年配の方でも、余った時間を利用して出来てしまう。
真岡市はイチゴで有名ですが、生キクラゲを栽培して、キクラゲの栄養分・効果・調理法をSNSや地元新聞で
宣伝することによって、認知度が上がり、真岡市の「第二の特産物」になるかもしれません!!!
【事業の体制】
現在、長さ60mのビニールハウスを借り、栽培をはじめています。
キクラゲの栽培時期は6~10月で、発生可能温度は15~30℃です。栽培と収穫時期は同じ期間です。
6~10月の栽培期間中に売れなかったものに関しては、乾燥して販売することにより、
年間通して販売が可能であると考えています。
作業人数は5名(管理者1名、栽培・収穫3名、販路開拓1名)
上記の5名は定年退職者です。また、地域活動のまとめ役や相談役、常に地域の為に活動されている方々です。
そのような方をメンバーに入れる事により、地域の活性化と健康促進の事業になると考えています。